お歳暮の期間はいつまで?マナーや時期を過ぎた時の対処法も紹介!

1年の感謝を込めて贈るお歳暮ですが、マナーについて知らないことも多いのではないでしょうか?
お歳暮につける熨斗紙をどうするべきなのか、お歳暮を贈る正式な時期、万一贈る時期が遅くなってしまう場合の対処法など、知らないといざという時にあたふたしてしまうかも知れません。
ですので、そこでは、お歳暮におけるマナーについて紹介します!

 

お歳暮とは?

お歳暮

お歳暮の起源

お歳暮とは、この1年にお世話になった人へのお礼として、年末に贈り物をするという習わしです。
お歳暮の起源を辿っていくと、中国の道教の行事で神様の誕生日を祝うために行われていた「三元」という行事にその由来を見つけることができます。
その「三元」のうち、「中元」として行われていた行事が、日本のお盆礼の行事と結びついてまず「お中元」となりました。
一方で日本では、お正月に先祖の霊を迎えるために年末のうちに本家へ供え物を届ける風習がありました。
そのため、この年末行事が「お中元」と並ぶ行事として意識されるようになったのです。
そして、この供え物を届ける風習が、商人が得意先に贈り物をするなどの習わしに徐々に変化し、一般でもお世話になった人へのお礼として贈り物をする風習へと変わっていったものだと言われています。
このような起源が、お歳暮を贈る時期などに現在でも影響しています。

お歳暮のマナーについて

意外と知らないお歳暮のマナーについて紹介します!

 

お歳暮につける熨斗紙のマナー

お歳暮を贈る際には、縁起物として熨斗を付けるのが習わしとなっていますが、この熨斗についてはお歳暮品の中身によって少し注意が必要です。
もともと熨斗は、神様への供え物に欠かせないとされていた海産物のうち、代表的な供え物であった「のしあわび(鮑)」が、徐々に贈答品に欠かせないものとなっていき、それが現代では簡略化されて印刷された熨斗紙で代用されるようになったという経緯があります。
そのため、現在の熨斗紙には、水引とともに鮑の代わりとなる小さな飾りである熨斗が印刷されているのです。
このように熨斗は海産物である鮑の代用品であるため、贈答品の中身が海産物の場合には熨斗はつけないのがしきたりとなっています。
そのため、お歳暮としてカニなどの海産物を贈る場合には、熨斗のない水引だけの紙をつけるようにしましょう。
一方、海産物以外の品物の場合は、熨斗もついたものを利用します。

お歳暮

喪中のお歳暮はOKなの?

尚、お歳暮は日頃の感謝を伝えるものなので、自分自身や贈る先方が喪中であっても贈ることは差支えありませんが、熨斗紙には注意する必要があります。
熨斗や紅白の水引はつけず、無地の奉書紙に「お歳暮」と書いて贈るのが良いでしょう。

お歳暮

ただし、先方の四十九日がまだ明けないような場合には、贈答品を贈ること自体が失礼になってしまいますので、お歳暮を贈るのは控えましょう。
その場合は、四十九日が明けた後に「寒中御見舞」として贈り物をすると良いでしょう。

お歳暮を贈る時期はいつが良い?


お歳暮は先に述べた通り、元々お正月に祖先を迎えるための準備としての行事でした。
そのため、その準備を始める日とされていた「事始め」の12月13日以降がお歳暮を贈る時期だとされてきました。
しかし、現在ではお歳暮を贈る時期が変わってきています。
また、地域によって使う暦が違っていたことなどから、地域によってお歳暮を贈り始める時期には多少の違いがあるので注意が必要です!

 

地域差は多少あるが12月1日から12月20日であればOK

東日本においては11月下旬頃からお歳暮を贈り始めるのが習わしとなっている一方、西日本においては12月10日頃から贈るのが習慣となっています。
これは新暦・旧暦の違いによるものです。
また、いつまでにお歳暮を贈るのかについても地域によって違いがありました。
しかし、現在では年末の忙しさへの配慮から、全国的に12月20日までには贈るというのが一般的な常識となっています。
また、贈り始めの時期についても、年々早まる傾向にあり、西日本においても12月10日以前に贈る場合も多くなってきています。
そのため、今では12月に入ればお歳暮を贈っても良いというのが、一般的な共通の認識になっていると言えるでしょう。
以上から、お歳暮は12月1日から12月20日までの期間に贈ると考えておけば良いでしょう。

 

お歳暮

品物や先方の都合によって例外も

ただし、贈る品物によってはもう少し遅い時期の到着が望ましい場合もあります。
例えば、お正月に食べることを想定して贈る数の子や新巻鮭などを贈る場合は、12月25日頃に到着するように贈るのが良いでしょう。
また、贈り先の都合がはっきりしている場合には、その都合に合わせることを優先します。

お歳暮の予算はどれくらい?喜ばれる品物は何?


いざ、お歳暮を選ぼう!と探し始めたら、どのくらいの予算のものが失礼ではないのだろう?と悩まれる方もいるかと思います。
ですので、ここではそんなお悩みを解消するために、世の中のお歳暮の予算を紹介します!

 

お歳暮に使う金額はどれくらい?

お歳暮

お歳暮にはいくらぐらいの品物を贈れば良いのでしょうか。
あまりに安い品物では感謝の気持ちが伝わらないでしょうし、逆にあまりに高価過ぎては相手にかえって失礼になったり、気を遣わせてしまったりという可能性もありますから、少し悩むところです。
一般的な平均予算は3,000円から5,000円程度と言われています。
そのため、デパートなどのお歳暮コーナーでもこの価格帯の商品の品揃えが多く選択肢は豊富にあると言えるでしょう。
ただ、贈る相手によっても予算は変わってきます。
あまり気を遣う必要のない親族や、友人、会社の同僚などには3,000円程度の品物を、会社の上司などには5,000円程度の品物を贈るというのが一般的でしょう。
ただ、特別にお世話になった方へのお歳暮としては、1万円を超える品物を贈る方もいるようです。
相場から大幅に外れないようにしながら、立場やお礼の気持ちの強さなどに応じて、分けるといいでしょう。

 

喜ばれるお歳暮の品物は?

お歳暮

お歳暮として人気があるのは、定番ではハム・ソーセージのようにお正月に大人数で食べられ、保存が長く効く物が挙げられます。
また、寒い冬の時期に嬉しい鍋の具材として喜ばれる、カニやフグなどの海産物です。
これらは、日常の食卓にのぼることが少ないごちそうとしても喜ばれます。
また、お菓子や果物なども人気があり、最近では各地のご当地グルメのお取り寄せ商品などを贈るのも人気となっています。
お酒を飲む方へ、ビールやワインなどのお酒を贈ることにも根強い人気があります。
一方で、お歳暮を受け取る側が最も嬉しいと感じる商品は、実は商品券であるという調査もあります。
現金と同じように使える商品券は自分で自由に用途を決められるため、合理的な贈り物だとも言えます。

 

相手の好みや都合に配慮することが最も大切

お歳暮

お歳暮で本当に相手が喜ぶかどうかは、単にその金額の大きさや、品物の種類によって決まるわけではありません。
例えば、甘いものが苦手な人にスイーツを贈ったり、お酒が飲めない人にお酒を贈ったりしても、相手は使い道に困り、がっかりしてしまうかも知れません。
逆に、好みの品を贈れば、その品物そのものだけでなく、自分の好みを覚えていてくれたということ自体から、贈る人の真心を感じる嬉しいお歳暮となるでしょう。
また、荷物がなかなか受け取れないような忙しい日々を送っている人に、賞味期限が短い商品を贈るのも配慮がなく、逆に保存期間に配慮した品物を選べば、贈られた相手はその配慮に有難さを感じることでしょう。
結局のところ、相手の好みや家族構成などを思い浮かべてその人に合った贈り物にしたり、相手の生活や都合に配慮したり、場合によっては荷物受取可能な日時を事前に確認して贈るなど、贈る人の気持ちが相手に伝わることが大事だとも言えます。
その意味では、日頃の感謝の気持ちを伝える手紙をお歳暮の品に添えて送るのも良い方法です。

お歳暮の時期を過ぎてしまったらどうしたらいいの?

遅れたお歳暮

上に述べたように、お歳暮は12月1日から12月20日頃に到着するように準備するのが望ましいのですが、この時期に遅れてしまった場合でも12月31日までに到着するようであれば、「お歳暮」として贈って構いません。
ただ、年末の忙しい時期に荷物を受け取るのは煩わしいことでもあります。
そこで、出来れば電話などで連絡してお詫びを入れておくことが望ましいでしょう。
一方、届けるのが年末を過ぎて年明けになってしまう場合は「お歳暮」の熨斗紙をつけることは出来ません。
まず、元旦から松の内の間に届く場合には「御年賀」の熨斗紙をつけて贈ります。

お年賀

ただし、地域によって松の内とされている時期が異なるので注意が必要です。
関東では松の内は元旦から1月7日までを指しますが、関西では1月1日から1月15日までを指します。
さらに松の内を過ぎてしまうような場合には、立春までの間は「寒中御見舞」の熨斗紙をつけるようにします。

まとめ


正しい時期に贈るようにすること、また正しい熨斗紙などをつけて贈ることなどがやはり大切です。
そして、お歳暮を贈るにあたって何よりも大切なのは、日頃の感謝の気持ちを伝えるということです。
それは、相手の好みや家族構成などを知った上で相手が喜ぶ顔を思い浮かべながら品物を選んだり、相手の忙しさなどの暮らしぶりに配慮して配送の手配や事前連絡をしたりするなど、相手を思いやる気持ちによって表現することができるでしょう!

 

お歳暮選びでお悩みの方は、こちらを参考にしてみて下さい。

 

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